投資参謀 大手川隆

世の中の不条理なことや仕組みに一石を投じる 

投資参謀 ~バランス型ファンドは幕の内弁当と同じ~

頻繁にアップしたほうが、googleの検索都合上有利と聞いたもので、またブログを書きます。(次のネタなににしようかな)

 

さて、タイトル通り、バランス型ファンドという類の商品があります。

 

 

 

本来、大きく増やすために株式型の投資信託を、不動産需要に期待して不動産型の投資信託REIT)を、安定成長を見込んで債券型の投資信託を買う、という具合です。投資信託の組み合わせや、各投資信託に投資する金額の配分を変えれば、投資の成果も変わってくることになります。

その投資信託を何本も買わなくても、1本で、複数のシンプルな投資信託を買ったような効果を得られます。中には、国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・先進国の不動産の合計8資産に1本で投資してくれる「バランス型」の投資信託もあります。

f:id:isstar0831:20210125224608p:plain

バランス型


さて、このような商品、まったく投資をやったことない方なら、少し入門として、やってみるのもありだと思います。

 

 

このような商品を私はいつも幕の内弁当に例えています。

幕の内弁当は、いろんな種類のものが入っていて、さあ!!なんでもどうぞ!!って感じです。

しかし、それには、いろいろと手間がかかり、値段も高くつきますよね。

みなさんが駅弁などを購入するとき、幕の内はほかより少しだけ高いって思ったことはありませんか? 逆に牛丼弁当、唐揚げ弁当など、ドカッと一つに集中したほうが安上がりします。

 

投資でもそうです。

バランス型を選ぶと、いらないものまで入ってしまい、パフォーマンスを悪くしたりします。

上の図の例で言いますと、国内債券、先進国債券などを入れると、あまり効果はないのです。場合によっては、新興国株式も悪くなると、大変です。

この場合、自分で株なら株の商品、債券なら債券の商品をそれぞれ選んだほうが、パフォーマンスが断然よくなります。

 

もちろん、まったくやる必要ないということではありません。

初心者の方は、何をしたらいいかわからないので、やってみる価値はあるかと思います。慣れてきたら、分けて選んだほうがより良いのではないでしょうか。

 

 

我々には、とりあえずこれでいいや!と言っている時間はありません! 本当にほしいという物だけを手に入れるべきではないでしょうか?!

 

投資参謀 ~究極の資産運用 VS 至高の資産運用~

久しぶりにブログを書いてみたいと思います。

 皆さま、本年もよろしくお願いいたします。

タイトルをみて、ん?!って思う方も多いかと思います。

 

f:id:isstar0831:20210111222449p:plain

美味しんぼ

はい、美味しんぼから引用致しました。

この漫画をご存知の方、多くいらっしゃるかと存じますが、食について描かれた漫画です。

 

美味しんぼ(1) (ビッグコミックス)
 

 素人の私からすると、作品に出てくる料理すべておいしそうです。

しかし、エンターテイメント上、どうしても白黒をつけなくてはいけないので、あのような内容ができ上がったのだ。実際、私たち人それぞれ好みも違うし、これしかない!これが正しいのだ!という世界で生きている訳ではないので、もっとウェットに物事を考えてみたいですよね。

 

今回はまさにその正解がない投資の世界について、紐解いてみたいと思います。

 

アインシュタイン博士曰く、「複利効果は人類最大の発明」

 

これがまさに至高のメニューのメイン料理とでもいえるものではないでしょうか。

利息、分配金などを元本に組み込み、さらなる利息、分配金を狙うやり方です。

 

例えば、30歳からそれをやって、70歳まで、40年で恐らく数倍になることでしょう。(投資先によりけり)

 

しかし、そこに盲点がある。さあ!いざ使おう!となると、あっ体のここが痛いな、、、あっ膝がガタガタするな。。。となって、使えるお金も使えない状態になるかもしれない。そうなっては、なんのために増やしたのか、わからなくなる可能性もある。

特に日本では、未だに高い相続税があるので、たくさん残しても、税金で取られるだけです。

finance-gfp.com

もちろん、増やすという意味では、至高の資産運用であることは間違いありません。

 

それでは、究極のメニューに移ります。

 

実は最近、お金の健康診断というサイトで相談を受けることがあって、そこで出会った方に言われたのが、老後もいいが、若い時に増やしながら使いたいんです!!旅行したり、習い事したりで、給与以外で使えるお金が増えたらいいなと。勿論老後もちゃんと考えたいとのことでした。

増やしながら使う!!

これこそが究極な資産運用とここで定義しておきます。

 

なぜ増やすのか、増やしたいのか、人それぞれの想い、考えはあるかと思います。

 

私たちは今この多種多様な時代の中で生活を営み、人間関係に疲れ、疫病

に見舞われ、激動の時代を生きています。

 

様々な物事にたいして、考えが十人十色であり、ひとそれぞれ価値観も違うものです。

それぞれのライフスタイルによって、賃貸の人もいれば、持ち家の人もいる。どっちが良いか、悪いかという話ではないのです。至高のメニューがおいしいという人もいれば、究極のメニューの方がいいという人もいることでしょう。

 

 

至高のメニューが複利で、分配金一切もらわずに再投資のみならば、

 

究極のメニューは毎月分配金をもらうというやり方です。

 

決してどっちかしか選べないわけではないので、一番いいのは、両方同時にやることです。

 

詳しく知りたい方は、DMなど送っていただけたら幸いです。

 

 

なお、美味しんぼは今休載中ですが、その対戦成績を調べてみました。

・究極……9勝

・至高……14勝

・引き分け……20回

・結果なし……1回

究極はもっと負けているような感じだったが、意外と頑張っていました。

 

 

投資参謀 ~ついに有名人から紹介してもらいました~

ご無沙汰しております。

ついに一つの夢が叶いました。

 先日、インスタグラム7万人のフォロワーを誇るミニマリスト おふみさんのブログに私の事を掲載していただきました。

 

www.minimalistbiyori.com

 

 おふみさんについては、下記SNSでみていただけたら幸いです。

インスタグラム

https://www.instagram.com/ofumi_3/

 

ブログ
www.minimalistbiyori.com

Twitter

twitter.com


 

始まりは約5年前 妻がインスタグラムで「この方投資を始めたいって書いてあるよ!!」と見つけてきて、俺はなんだなんだ?!?!と思って、見てからすぐにダイレクトメッセージをし、連絡を取って、旅行がてらに行くことになった訳です。そこからすべてがはじまりました。

 

おふみさんには昨年、会社をやめ、独立したことも伝えて新しくSBI証券で積立を初めていただいた。前職でやっていただいた商品を一度清算し、成績を纏めてブログにアップしたいと連絡をいただき、私はとてもうれしかったです。

 

私は普段皆様に、投資は万人受けしないから、やる人はやるし、やらない人は何を言ってもやらない、しかし、老若男女、誰がやっても失敗しにくいのが積立投資だ!!ということをお伝えしてまいりました。

 

また、世の中には、これが正解だ!! これをやっておけば大丈夫!!みたいな説を唱える人がたくさんいますが、そんなこともないよ。。といいたい。

 例えば、世の中には、インデックスさえ買っておけば大丈夫と言う人がいます。確かにインデックスは市場の指数にあたるので、ベースとなる部分ではあります。しかし、それがすべてではないと思います。世の中にはそれを超えるものがたくさんありますので。。。。ただインデックスだけでいいというのは、思考停止ほかならないではないでしょうか?

 もちろん、それでもいいと言えば、いいですし、それで本人が満足すれば、なんの問題もありません。しかし、もっと上の世界を覗いてみたいという向上心のある方ならば、満足はしないはずだ。

 

 

おふみさんはまったくの初心者でしたので、外国株インデックス、そしてリスクを減らすために外国債券のインデックスも入れてみました。(積立の場合、リスクはもう分散しているので、なるべく動きある商品のほうが理想ですが、債券を知っていただくために、あえて提案しました)この2つのインデックス+アクティブである AB米国成長株投信です。

 

わかる人にはわかります。この米国成長のすごさを笑

 

同じ期間、同じ金額でやった結果

野村インデックスファンド外国株式
+21.8%

野村インデックスファンド外国債
+9.4%

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース
+48%

3つを合わせると
+26.6%

 

ご本人は大変喜んでおられまして、私もうれしい限りです。

 

お陰でブログのアクセスが一気に伸びまして、おふみさんの友人からも相談を受けることになりました。

 

めでたしめでたし。

投資参謀~あのひふみ投信よりすごい日本株ファンドがある~

久しぶりの更新となりました。

金融緩和のおかげで、相場全体がコロナ前の水準にもどった商品もあり、多少安堵感が増したではないでしょうか。

 

さて、今日はいつもは勧めない日本株ファンドについてご紹介したいと思います。

一時期よくテレビでも紹介されていたレオスキャピタルが運用しているあの

ひふみ投信、なんとなく名前だけでも聞いたことがあるあと思います。

 

 しかし、それにはあまりにも資金が集まりすぎて、運用先が限られてしまうなんてことも実はあるのです。

難しい話はさておき、なんでもTVで一回紹介されてしまうと、多くの人が飛びつく事例はたくさんあります。しかし、運用となると、実はそれでいいのですか?と常に疑問を持っていただいたほうがいいと思います。

 

私はなにもひふみを否定したくてこのような記事を書いているわけではありません。あくまで投資アドバイザーとして、普段から不断のリサーチをし、もっといい投資先がないのか?!という想いから、こんなことをしているだけです。

 

では、ひふみよりすごい商品を提示します。

 

 

黄色 ひふみ投信

赤色 スパークス・新・国際優良日本株ファンド 別名 厳選投資

緑色 企業価値成長小型株ファンド 別名 眼力

 

f:id:isstar0831:20200804082655p:plain

3年

いかがでしょうか?

もちろん、これで話はおわりではありません。これだけだと誤解を招きます。

上の図は3年チャート

下の図は1年チャート

f:id:isstar0831:20200804082756p:plain

1年

 

 どれもすごいパフォーマンスをしています。

 

では、何が違うのか?!を説明します。

ひふみはもともと中小銘柄を中心に投資をし、拡大をして来ました。

一方、厳選投資は、大型ながら、バブルからみても、右肩上がりをする景気に左右されない企業を中心に投資をし、拡大してきました。

最後に眼力 完全に中小型株に投資するファンドです。

 

どれがいいか?と聞かれれば、眼力に決まっています。しかし、注目していただきたいのは、下がったときです。1年チャートみたいただくと、下げ幅もなかなかなもんです。

ここで、皆さんがどのような心構えてで投資をするつもりでいるのかで答えは変わってきます。

どれも儲かりそうです!あとは、大型株中心がいいのか? それとも中小型でガンガン攻めたいのかで答えが変わってきます。

正解はありません!

 

 

会社員時代の思い出 二社目  本音と建て前の中の不思議な住人 その②

 

isstar0831.hatenablog.com

総務にいつも目を付けられる私ですが、そこには投資に対するポリシーがあるからです。投資をやったことがない人に正論や理想論だけぶつけられても、はいそうですかと食い下がるDNAを持ち合わせていない私ですので、当然支店長からも目を付けられます。

良い支店長が転勤になり、その後来たのがまた嫌なひとでした。

自分の言う通りにやらない人、自分の想い通りに動いてくれない人には直接あるいは課長を通して間接的に注意をしてくるらしい。まあ、当時いい課長はそれをすべてブロックしてくれていた。

上に政策あれば、下に方策ありという考えをもっている私みたいな人間からすると、やれ!!ということに対しては、従いたくないのだ。自分自身が納得した形ではないと、やっていても楽しくないし、やる気がでない。やったところで、誰も喜ばない。

 

大前さんの「サラリーマンサバイバル」を読んで開眼した私からすると、21世紀になって久しいのに、未だに「横並び一線」「みんなで一つの商品を取り組もう」という工業化社会のメンタリティでやっていては、生き残れるわけがないのだ。それどころか、戦時の軍隊と一緒ではないか。時代は知的ホワイトカラーを求めているのに、従来のやり方をしていては、知的ブルーカラーのままです。支店長がインド株がいい!!みんなで取り組もうと言ったところで、新興国は株より、債券に投資したほうが安心だし、株は欧米の方が着実に儲かると考えている私は、静かにマイペースで米国成長株に邁進するわけです。 まさに横並び意識は毒です

 

時が経ち、いい課長が変わり、新しく来た課長はまたすごい人でした。悪い意味で。。。

ある日、私は呼ばれて「株の売買を控えてほしい」と言われた。自分がどこに勤めているのか、一瞬疑いました。すぐに我に目覚め、「いや、どうしてですか?私はこのような考えてでやっていて、社内検査で検査官にも褒められたくらいですよ?」などを熱く伝えたあと、「あぁ、そうか、その想いを伝えておくよ」と言われた。なんだよ、やっぱり誰かに言われて伝言してるだけかよとその時は思いました。

この事件、最初は総務からまたなんか言われているのかと思ったら、後々あれは支店長の指示だったと思います。

私の仕事は自分でしなきゃ、お金がもらえない、だから言われなくてもやることはわかってる。あとは何をお客様に薦めるかは自由でいいじゃないかと思う。しかし、従来の発想の人たちはそうは思わない。トップダウンのピラミッド型で指示をし、右と言ったら右なのだ。

しかし、少しでも考える癖がある人にそんなことを言っても無駄だし、不可能だ。私に自分を殺してまで周りに合わせろというのは、猫にワンと鳴けと言っているようなもんです。

言われた商品だけを売って、日々過ごすというのも一つの生き方で、否定はしませんが、それではハンバーガーを売ってるのと同じだ。それ以上の付加価値をお客様に提供するのがこれからの本当のファイナンシャルアドバイザーなのだ。

時代は変わったのだ。だからこそ、従来の提供者理論、工業化社会の時代のやり方から一歩抜け出ていないといけないのだ。

 

そのような上司、支店長がいて、ただでさえ花粉症、じんましんなどのアレルギーを持っている私ですが、證券という会社に対して、抗体を持ってしまったのだ。

そんなときに限って、ヘッドハンティングに合うわけだが、正直、その時期にこんなにも声がかかることなんて、夢にも思わなかった。

あの有名なスイスの銀行U〇Sの人事部から直接個人携帯に電話がきて、話を聞いてみないかということで、聞くだけ聞いてみた。しかし、どこに行っても、会社である以上、同じような仕組だろうと思っていた。 證券時代はまさにそうでした。毎月新商品が出て、これがいいだのあれがいいだの、それを全部真に受けてたら体が持つはずがない。

人生はどう転ぶかわからない。悪い方向に転ぶのはとても早いでしょうし、いい方向に導くのは大変な労力が必要だ。だからこそ、常に自己研鑽し、自分の軸を強く持たないといけないのだ。

今ここにいるのも、わたしという人間に付き合ってくださるお客様がいるからこそ、できることだ。その期待以上の付加価値を提供することが、これからのIFAの使命だ。

 

1%の素晴らしいアドバイザーと認めてもらえるように

 

 

isstar0831.hatenablog.com

 

 

isstar0831.hatenablog.com

 

 

isstar0831.hatenablog.com

 

 

会社員時代の思い出 二社目  本音と建て前の中の不思議な住人 その①

 

isstar0831.hatenablog.com

 

入社して一週間でやめようと思った一社目にまる4年も勤めたのち、休む間もなく次の会社に転職した。

 

流通商社から證券に転職すると周りがわかって、そりゃーもう天変地異! 回りから、え?!あの證券?! うそでしょみたいな感じでした。

 

そう、あの證券です。 自分でもびっくりしていました。

気合と根性の中の住人として、4年間過ごし、また気合と根性みたいな会社にいくわけですから。もちろん、社会的知名度が全然違う会社ですが。。。

 

自分自身は20歳から株に投資していたが、失敗の連続でした。

しかし証券会社は自分で運用するより、商品を売るがメインのところです。最初は販売に必要な資格を取得し、知らない家に飛び込み営業するのが常識でした。

 

最初は右も左もわからずでしたが、だんだん慣れてきて、3年目のころから落ち着いたきたことを覚えています。

 

證券時代 いろんな経験をさせてもらいました。特に後半。。。まあ辞めることになった理由にもなった事件も。。

 

證券時代、各支店に支店長、課長などさまざまな人がいまして、支店長が方向性をしめし、店を経営してイメージですが、その下に次席、課長などがいます。

まあ正直、その支店長がどんな人かで雰囲気が全然違う。直属の上司である課長もそうだ。

私が最初に入った時の課長はこれでもかというくらいのデブでした。

口癖が「おおおい、ファジーにするなよー」です。

しかし、人に厳しく、自分に緩いという典型的なとんでもない野郎です。幸いにも4か月しか一緒にいませんでした。

そのあと来た課長が私の恩師でもあります。

私が何もやり方わからなかった時に、飛び込み、チラシのやり方を教えてくれた。もちろん厳しい叱責の時もあり、おかげで左耳が突発性難聴になったことがあります笑。

 

さて、証券会社は皆さんに株、債券などの売買をしてもらう場所です。ご自身でやったことがある方ならお判りでしょうが、ずっと右肩あがりなんてのはないし、いい時に売るのが大切です。しかし、証券会社の中では、自分自身で投資をそんなにやったことがない人もたくさんいます。

私はお客様に売買をしてもらっていると、総務部(大前研一さんの日立時代では勤労課みたいなもんかなw)から「なんで売るの?もっと持ってたら儲かるんじゃないの?」と言われるわけです。

そんな寝言は寝てから言え!と私はいつも思っていましたので、徹底抗戦です。その時、課長も盾になってくれていました。

そもそも売買してもらわないと、数字があがらないし、動く商品を扱っていますので、タイミングがとても重要なんです。そして、なによりも経済の基本は需要と供給!!  売りと買いがあるからこそ、値段が成立するのです。

同じ株でも、高いと思う人がいて売るからこそ、安いと思って、買う人が買えるのです。みんな買う人しかいなかったら、成立しません。

それを知らずに、ただ金融庁大本営発表に従て、長期投資と唱えてても、ただの思考停止でしかない。

今多くの金融機関はノルマを辞めると言っていますが、そんなことを言っていても根本的に変わらなければなにも変わらない。まあ、多分変わらないでしょうが。。。

 

私が大好きな金融サイト運営者もこのようなことを言っていました。

 

とても含蓄あるお言葉ですね。

 

誰も正解を知らない中、ただただ理想を抱えて、きれいな言葉を並べていても何も始まりません。

 

続く。

会社員時代の思い出 一社目 気合と根性の中の不思議な住人 その②

 

isstar0831.hatenablog.com

 

前回の続きです。

 毎月会議の為に東京から大阪にいく上司などをみていると、自分自身も将来をみているようで、なんだか、、、暗い気持ちにもなった。実は一度だけ、当時誰かの給与明細が落ちていて、開いてみたら、グループマネージャのでした。GMでこのくらいか、、、夢も希望もないなと思ったことがあったのです。なので、会社にいる上司、先輩は将来の自分という風に思ってみてください。そうなりたいかどうかで自分の目線で人生が決まる気がします。

ちなみに、私は入社して一週間で人生を変える本に出合ったので、常に心の底ですぐにでも辞めてやる、このままではいけないと想いながら過ごしてきたのだ。

まあ、実際一社目にはまる4年も勤めていましたが。。。。。

 

サラリーマン・サバイバル: PATHFINDER

サラリーマン・サバイバル: PATHFINDER

  • 作者:大前 研一
  • 発売日: 1998/12/03
  • メディア: 単行本
 

 

たまたま古本屋で見て、偶然見つけた一冊。アマゾンをまだ使用していない時期でしたが、もしアマゾンを使っていたら、このような出会いもなかったのかもしれません。だから本屋さんでも棚を見て、本を探すことはとても大切です偶然見つけた一冊があなたの人生を変えるかもしれない。

 

この本を要約すると、

・多くのサラリーマンは知的ブルーカラーであり、これからは知的ホワイトカラーを目指さねばならない。

・タイムカードを忘れよう。

・工業化社会に立ち尽くしたままでは、これから伸びることはない。

・みんなで同じことをしても、いいものは生まれない。事務所にいながら、工場とおなじ働きをしていいのか?!

・向学心を失ってはいけない。

・昨日正しかったことも、明日には絶対ではない。

・就職で親と先生の助言をあてにするな。

 

これは大前研一さんの99年の著書です。未だに通用する内容ではないでしょうか?

私は2007年に読んだのですが、感動の連続でした。

 

 

 

さて、事業部長が毎週出張で東京にきて、半分以上東京で単身赴任みたいな生活をしているようにも見えた。

 

この人には、一度理不尽な指摘を受けたことがある。

 

ある日、私はチェックのシャツにグレーのスーツを着て会社にいき、毎日やる朝会というのに臨みました。しかし、その朝会がおわった直後に上司に呼ばれて、「おい、〇〇事業部長に言われたんだが、そのシャツ、私服!?」

私「いや、普通のワイシャツですが」

上司「いや、その柄はね。。。今すぐ近くのイオン行って買って来いよー」

私「。。。。。。。」

 

その後、すぐにイオンに行き、泣く泣く白いワイシャツを買いました。

 

私としては、ギンガムチェックのシャツを着ただけなのに、なんでそこまで、、、、

近くにいる〇木さんも、似たようなシャツ着ているのではないか(もっと細かく、目立たないデザイン?)  どうして俺だけw

 

 そんなこともあり、とにかくめちゃくちゃでした。

 

このブログを書きながら振り返っているうちに、また腹立つ話を思い出した。

当時、しゃべる地球儀という商品が会社で扱うことになりました。

 

 一度学研で取り扱っていた商品ですが、表記問題などがあって、取りやめになり、その後、私がいた会社で問題をクリアにして、再度販売を開始しようとする動きがあったわけです。

さて、当時いた会社(まあ、上に名前がもう出ちゃってますが、、、)は大阪と東京の2か所で東日本、西日本とエリアを分けて担当していたわけですが、私はいち早くネットから新規開拓して、楽天などで見つけたネットショップへ片っ端からメールを送りました。中には送った2分後に、電話かかってきて、「ほしい!!どのくらい確保できる?!」という強烈な販売先もありました。

もちろん、中には関西方面のショップもあり、いざ取引開始しようとすると、大阪の課長が電話かかってきて、「それ、大阪に店があるんやから、こっちがやらねばだめやろ」というわけです。それに対して、「私がネットで見つけたのですが?」というと。「じゃ、うちらもネットで東京の取引探してもええんか?!」と言われる始末です。

私からすると、「探してもいいが、お前らなにも探してないじゃないかよ、一切行動してないよね」と思うわけです。

どうでもいい話ですが、東京展示会を開いたときに、ジャパネットたかたのバイヤーが来たときには、私が地球儀の説明をしました。その後導入が決定(長崎なので、大阪の担当がw)

さて、ここで皆さんもお気づきだと思いますが、インターネット上では場所なんて関係ないし、ネットでいち早く開拓した私がなんで大阪に取引先を取られなきゃならないのか?!従来のやり方でやろうとする会社に成長も未来はない。

 

毎年モノを作って売っては、大きな飛躍があるわけがない。

ましてや必需品、消耗材などではなく、一度買うとしばらく買わないモノなど、今の時代、そんなに必要ない。

これからはサービスを売らなきゃいけないのに、モノばっかりつくるから停滞してしまうのだ。世界の時価総額ランキングを見れば一目瞭然です。

これは当時いた会社もそうだし、日本全体もそう。しかしそんなことを言うと、多くの人はこう言う「日本には素晴らしい技術があるから」と、、、、、、

私がいた当時から10数年経ちましたが、売り上げはずっと横ばいです。

当時から、私は同僚にモノを売るのではなく、アマゾンみたいにモノを売るサービスを売らなきゃいけないと言ったが、あまり理解はされなかった気がする。今のモノタロウ、アマゾン、アリババを見ればお分かりいただけるでしょう。