投資参謀 ~バランス型ファンドは幕の内弁当と同じ~
頻繁にアップしたほうが、googleの検索都合上有利と聞いたもので、またブログを書きます。(次のネタなににしようかな)
さて、タイトル通り、バランス型ファンドという類の商品があります。
本来、大きく増やすために株式型の投資信託を、不動産需要に期待して不動産型の投資信託(REIT)を、安定成長を見込んで債券型の投資信託を買う、という具合です。投資信託の組み合わせや、各投資信託に投資する金額の配分を変えれば、投資の成果も変わってくることになります。
その投資信託を何本も買わなくても、1本で、複数のシンプルな投資信託を買ったような効果を得られます。中には、国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・先進国の不動産の合計8資産に1本で投資してくれる「バランス型」の投資信託もあります。
さて、このような商品、まったく投資をやったことない方なら、少し入門として、やってみるのもありだと思います。
このような商品を私はいつも幕の内弁当に例えています。
幕の内弁当は、いろんな種類のものが入っていて、さあ!!なんでもどうぞ!!って感じです。
しかし、それには、いろいろと手間がかかり、値段も高くつきますよね。
みなさんが駅弁などを購入するとき、幕の内はほかより少しだけ高いって思ったことはありませんか? 逆に牛丼弁当、唐揚げ弁当など、ドカッと一つに集中したほうが安上がりします。
投資でもそうです。
バランス型を選ぶと、いらないものまで入ってしまい、パフォーマンスを悪くしたりします。
上の図の例で言いますと、国内債券、先進国債券などを入れると、あまり効果はないのです。場合によっては、新興国株式も悪くなると、大変です。
この場合、自分で株なら株の商品、債券なら債券の商品をそれぞれ選んだほうが、パフォーマンスが断然よくなります。
もちろん、まったくやる必要ないということではありません。
初心者の方は、何をしたらいいかわからないので、やってみる価値はあるかと思います。慣れてきたら、分けて選んだほうがより良いのではないでしょうか。
我々には、とりあえずこれでいいや!と言っている時間はありません! 本当にほしいという物だけを手に入れるべきではないでしょうか?!
完