投資参謀 大手川隆

世の中の不条理なことや仕組みに一石を投じる 

会社員時代の思い出 二社目  本音と建て前の中の不思議な住人 その②

 

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総務にいつも目を付けられる私ですが、そこには投資に対するポリシーがあるからです。投資をやったことがない人に正論や理想論だけぶつけられても、はいそうですかと食い下がるDNAを持ち合わせていない私ですので、当然支店長からも目を付けられます。

良い支店長が転勤になり、その後来たのがまた嫌なひとでした。

自分の言う通りにやらない人、自分の想い通りに動いてくれない人には直接あるいは課長を通して間接的に注意をしてくるらしい。まあ、当時いい課長はそれをすべてブロックしてくれていた。

上に政策あれば、下に方策ありという考えをもっている私みたいな人間からすると、やれ!!ということに対しては、従いたくないのだ。自分自身が納得した形ではないと、やっていても楽しくないし、やる気がでない。やったところで、誰も喜ばない。

 

大前さんの「サラリーマンサバイバル」を読んで開眼した私からすると、21世紀になって久しいのに、未だに「横並び一線」「みんなで一つの商品を取り組もう」という工業化社会のメンタリティでやっていては、生き残れるわけがないのだ。それどころか、戦時の軍隊と一緒ではないか。時代は知的ホワイトカラーを求めているのに、従来のやり方をしていては、知的ブルーカラーのままです。支店長がインド株がいい!!みんなで取り組もうと言ったところで、新興国は株より、債券に投資したほうが安心だし、株は欧米の方が着実に儲かると考えている私は、静かにマイペースで米国成長株に邁進するわけです。 まさに横並び意識は毒です

 

時が経ち、いい課長が変わり、新しく来た課長はまたすごい人でした。悪い意味で。。。

ある日、私は呼ばれて「株の売買を控えてほしい」と言われた。自分がどこに勤めているのか、一瞬疑いました。すぐに我に目覚め、「いや、どうしてですか?私はこのような考えてでやっていて、社内検査で検査官にも褒められたくらいですよ?」などを熱く伝えたあと、「あぁ、そうか、その想いを伝えておくよ」と言われた。なんだよ、やっぱり誰かに言われて伝言してるだけかよとその時は思いました。

この事件、最初は総務からまたなんか言われているのかと思ったら、後々あれは支店長の指示だったと思います。

私の仕事は自分でしなきゃ、お金がもらえない、だから言われなくてもやることはわかってる。あとは何をお客様に薦めるかは自由でいいじゃないかと思う。しかし、従来の発想の人たちはそうは思わない。トップダウンのピラミッド型で指示をし、右と言ったら右なのだ。

しかし、少しでも考える癖がある人にそんなことを言っても無駄だし、不可能だ。私に自分を殺してまで周りに合わせろというのは、猫にワンと鳴けと言っているようなもんです。

言われた商品だけを売って、日々過ごすというのも一つの生き方で、否定はしませんが、それではハンバーガーを売ってるのと同じだ。それ以上の付加価値をお客様に提供するのがこれからの本当のファイナンシャルアドバイザーなのだ。

時代は変わったのだ。だからこそ、従来の提供者理論、工業化社会の時代のやり方から一歩抜け出ていないといけないのだ。

 

そのような上司、支店長がいて、ただでさえ花粉症、じんましんなどのアレルギーを持っている私ですが、證券という会社に対して、抗体を持ってしまったのだ。

そんなときに限って、ヘッドハンティングに合うわけだが、正直、その時期にこんなにも声がかかることなんて、夢にも思わなかった。

あの有名なスイスの銀行U〇Sの人事部から直接個人携帯に電話がきて、話を聞いてみないかということで、聞くだけ聞いてみた。しかし、どこに行っても、会社である以上、同じような仕組だろうと思っていた。 證券時代はまさにそうでした。毎月新商品が出て、これがいいだのあれがいいだの、それを全部真に受けてたら体が持つはずがない。

人生はどう転ぶかわからない。悪い方向に転ぶのはとても早いでしょうし、いい方向に導くのは大変な労力が必要だ。だからこそ、常に自己研鑽し、自分の軸を強く持たないといけないのだ。

今ここにいるのも、わたしという人間に付き合ってくださるお客様がいるからこそ、できることだ。その期待以上の付加価値を提供することが、これからのIFAの使命だ。

 

1%の素晴らしいアドバイザーと認めてもらえるように

 

 

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