投資参謀 ~市場はこれからどこに向かうのでしょうかⅡ~
ご無沙汰しております。
なかなかブログを書くネタがないと思っていたところ、市場を騒がせる出来事がまた次から次へと起こりました。
アメリカの利上げ、原油高、そして、ここに来てロシアのウクライナ侵攻。
年初から S&P500指数は約13%くらいの下げ
昨年まで絶好調だったNASDAQに至っては、約20%も下げました。
2年前もコロナでどうなるかと思いましたが、2年経った今、あえて同じタイトルにⅡを付け加えさせていただきます
まず戦争はさておいて、利上げ、原油高は確かに波乱要因ではあります。
しかし、歴史から振り返ると、利上げ前はいつもゴタゴタして、いざ利上げしてしまえば、株価はまた堅調に推移していました。そもそも堅調じゃないと、利上げもできないというのがあります。
参考までに
また、下がる理由はこれだあれだとよく言われますが、理由なんて後でいくらでもいえるので、単純に高すぎたから、売られたということも多々あります。この2年間、アメリカをはじめ、世界の株価指数は本当によく上がりましたが、上がり続けるものはないので、やはり調整は必要ですよね。
それからここに来て、ウクライナ問題も勃発し、ニュースを見ても不安なことしか放送しないし、新聞も悪いことしか書かないから、ますます不安になるという構図に。。。
少し話が脱線してしまいますが、私は数年前に飛び込み営業している途中、某お寺の前でこのようなお言葉を見たのが印象的でした。
「私が正しい、これがすべての争いのもと」
国と国までいかなくても、普段自分の周りでさえも、これに該当するのではないでしょうか。
世の中、私が正しい!なんて思うから争いが起きる、思想の違いを受け入れようではないか
話を戻します、投資の世界ではこのような格言があります。
「遠くの戦争は買い」
「銃声が聞こえたら買え」
※ロシアは遠くない!!という人もいるって聞いたことありますが、そこの距離感は人それぞれということで笑
私も初めて聞いたとき、とんでもない世界だなと思いましたが、振り返れば、確かにその通りだというのがわかります。
私の勝手な予想ですが、利上げで騒がれ、高値から20%近く下がった指数は、じわりじわりと戻していくことでしょう。今まで利上げするといったのが、アクシデントで利上げペースを緩めるもしくはしない可能性だってあるので。ただし、昨年の高値を超えないのかもしれません。(超えたら超えたで嬉しいのですが)
私は2年前のブログで下記のような言葉を記しました。蓋開けたら大幅な上昇でした。
今回も同じく、このウクライナ騒動、いつ収束するか、誰にも分りませんが、アメリカの証券市場は幾度もそれを乗り越えてきました。
基本は欧米を中心とする資産(株、債券、リート)+新興国は債券というスタンスに変わりはありません。