投資参謀 大手川隆

世の中の不条理なことや仕組みに一石を投じる 

アメリカ株の今後について

 いつものタイトルを変えて、ここで一休みして、今まで上がりっぱなしのアメリカ株について、少し考察してみたいと思います。

 本音としては、予想するだけ無駄だと思っています^^; なぜなら明日の事は誰にも分からないし、わかったら苦労しません。上がるときは上がるし、下がるときは下がるから、流れにみを任せるしかないのです。ただし、その流れを自分なりに観察することが必要だと考えています。いいかえると、定点観測をすることが必要です。

  毎日通る道をずっと同じ場所から見ていると、見えないものが見えてきたりするのです。例えばテレビで言うならば、一つの風景をカメラ一台でずっと取り続けると、様々な景色が見えてくるのと同じではないでしょうか。

 

 さて、アメリカ株ですが、IT株を中心に高値更新しています。グーグル、アマゾン、アップルなど、常に伸び続けているおかげで、投資家は大変恩恵を受けており、笑いが止まらない状態ではないでしょうか。

しかし、その一方、アルトリア、クラフトハインツ、3M、コルゲートなどは高値からまだまだ下の値段を推移している状態です。

 

特定のセクターに投資をしていると、ある日を境に、急落する傾向があります。

数年前のMLP、ヘルスケアなどがいい例です。IT分野もいつかはもしかしたらそのような調整がくるのではないでしょうか。

 

今もしIT分野中心に投資をして、儲かっているのであれば、ちょっと注意したほうがいいのかもしれません。(もちろん、杞憂におわるかもだが・・・)

 

そして、株が怖いならば、エマージングで米ドル建て債券を探して投資しましょう。高値から見て割安水準なので。

 

10月11日に追加

とりあえず、予想通りの展開になってしまいましたね。わたしとしては、これからは石油と金利(債券)などにも注目したほうがいい気がします

 

以上