金融商品とはなにか
ご無沙汰しております。
今日のブログはどしても気になったことがあって、どうしても書きたくなったので、記念の為に。。。
金融商品は買いません。買ってもみんなとシェアできないし、自慢にもならないし、ワクワクもしないから。それに、きちんと商品の説明ができるプライベートバンカーや営業の方に会ったことがありません。作り手や売り手の思いが伝わらない商品は興味も出ない。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年5月16日
以前ZOZOの前澤社長がこのような形でつぶやいたことがありました。
この仕事をしているせいなのか、これには、思うことがたくさんある。
前澤社長といえば、宇宙旅行、高額絵画で有名ですよね。それに対して、金融商品については、
買ってもみんなとシェアできないし
とつぶやかれていますが、金融商品は果たしてそうなのでしょうか?
私はもともと今の時代は、目に見えるものを売るより、見えないものを売る時代だと思っています。
今までは工業化社会において、モノを作って、それを売り、対価としての代金を受け取るという一巡の流れがあり、すべて目に見えているものを扱っている形となった訳です。しかし、ZOZO自身も、モノを売っているように見えますが、実は、モノをうる会社を集めて、買う人を集めて、それぞれを融合させるプラットフォームとなっているわけで、実質、目に見えない形でサービスを売っていることになっているのです。
これと似たような会社は、みんな急成長した、Google、アマゾン、日本では、エムスリー、ユーザベースなどがいい例でしょう。その特徴は、何をやっているのか、わからないという点です。実際株の営業をしたことあるひとなら、わかりますよね。説明の時もトヨタを売り込む時と格段ハードル高いし、説明に時間がかかる。挙句の果てに、「何をやってるかわからない会社だな」と言われる。
そもそもZOZO自身も、株式上場して、色んな人に買ってもらっているからこそ、ここまで株価が上がったという原因が根底にあります。
なお、シェアできない という面んでは、実は前澤社長クラスになると、大株主なるくらい買えば、簡単にシェアできます。なぜなら一定割合を買うと、提出義務があるので、それが公開されます。(ツイッターでつぶやくと、いろんなコンプラが引っかかってくるので。。。。。)
前澤社長が買ったなんてわかったら、みんなもこぞって買うことになるでしょうし(逆もあり得るが)、もしかしたら、株のみならず、債券でも買ってもらったら、助かる会社もあるかもしれない。
ただでさえ電子化に伴い、目に見えないモノを売るのだから、、、やはりそこに目に見えるものを売る以上の価値を提供しないといけないし、裏付けとなる理由が必要でしょう。
前澤社長クラスになると、株買って、儲けましょうでは、通用しないはずでしょうから。。。。。
債券ならば、会社にこれだけの預金がある、会計面で考えても、預金=銀行に借金をさせているわけですから、ならば、○○銀行の債券という形にして、置いたほうが銀行にとってもありがたい 今銀行は預金増えてもこまる状態ですから みたいな。。。
きちんと商品の説明ができるプライベートバンカーや営業の方に会ったことがありません。
どんな人がどんなセールストークをしたのか、聞いてみたいのですが、きっと商品を売ることに長けた方々が営業をかけたことでしょう。(その方々にも勉強だと思って、あってみたいのだがw)
自慢にもならないし
まあ、自慢する必要があるかどうかわかりませんが、株なら大儲けするかも(大損するかも)株だけじゃないので、債券を買えば、着実に儲かるし、まあ、自慢をしてもいいことがあるかどうかはなんともいえません。。
ワクワクもしないから
確かに絵画や宇宙旅行は凡人ではなかなか手がでません。そのわくわく感は計り知れないものがある。でも、上記のように、有り余っているお金で金融市場の血流となる部分を作り出せることができると考えると、すごいことだと私は思います。
まあ、不可能だと思うが、いつか前澤社長にセールスしてみたいものです。