投資参謀 ~学資保険はやめておけ~
先日、高校の同級生と食事をすることがあり、そのうちの一人は税理士をしていて、なんと26歳の時に税理士免許を取得したそうだ。私からしたら、とてもすごいことだ。なぜなら税理士資格というのは5科目くらい必要で、未だに4教科しか取れていない友人もいるもんだから、、どれだけすごいことやら。。。
我々は読む本も似た傾向があり、大前研一、橘玲、黒木亮、etc、経済、人生に関連する本をたまたま教えあうと、「あっそれ読んだことがある」という言葉が出てくる笑
そして、その日に事件は起きた。
もう一人の友人が子供が生まれるかもしれないということで、それを聞いた私は
「おお、おめでとう! 一つだけ先にいうと、学資保険だけは入るな!」と伝えた。(いきなりこんなことをいう私もどうかと思いますが^^;)
そしたら、なんと税理士の友人も
「まじそうだよ!俺もそれは反対だ! 2人でショッピングモールで学資保険反対活動でもしたいくらいだよ」と言ってきたのだ。(なんでモールなのか、家族が揃う場所であり、学資保険が一番近づき易いから。時々店を出店したり、保険の相談窓口がテナントしている場合がある。学資保険で近づいて、あとあとほかの保険も勧める。)
それを聞いたいた友人の顔は固まり、なんだこの二人はという表情だった。なんで?とはさすがに質問してきたので、色々と答えた。
さて、2パターンを提示してみました。
私たちはこのように説明した。
「0歳から18歳まで、18年間でもらい方によって、1%から6%くらいしか増えない、それは果たして増やしたと言えるのか?しかも、保険をかけているお子さんは、万が一なんかあっても払った金額しか返ってこない。それは保険の意味がない。契約者であるお父さんに万が一があると、あとのお金は払わなくてもいいようになっているが、自分でほかに保険入ってるでしょ?だったらいらないじゃん!! 自分で積立投資をしたほうがはるかにいいよ!!自分でアメリカ株の投信を積立していれば、10年で1.5倍から2倍近くになるよ!」
言い方はちょっと極端だったかもしれませんが、アメリカ株の投信積立をしたことある方なら、もうお分かりですね。 この3年で分配金を毎月もらっても、大体30%くらい増えました。分配金もしもらわない値上がりタイプなら、もっとだったかもしれませんが。もちろんアメリカ株が調子よかったというのもありますが、世界最強の市場ですからね。
ここまで読むと、賛否両論かもですが、しかし、基本的な考え方は直接投資という点です
保険会社に預けたお金は債券(ここがメイン)、株、不動産などに投資され、運用されている。決して金庫に保管しているわけではありません。債券で運用しているから、元本保証と言えるわけです。
その友人から「昔、私の両親が入ってくれてた学資保険はすごくよかったて聞いてるけど、なんでなの?」と質問が出てきたわけだが、答えは簡単です。昔は国債の金利もよかったからです。郵便の定期預金もよく10年で2倍になったとか、旅行に連れてってくれたとかと言う話をよく聞くが、それは国債運用がよかったらからタダで連れていけたわけです。なにしろ、皆さんに払っている利息以上に儲かってたわけですからね。
こんなことを私と税理士の友人で熱弁して、満足して帰ったが、友人からしたら、なんなんだって感じかもしれません。しかし、やはり正しい認識を一人でも多くの人に知ってもらいたいからこそ、熱くなってしまう性なのだ。。。。。
ここまで長々と話しをしましたが、皆さんがもしお孫さん、お子さんができたら、積立投資で増やしてあげると、きっと感謝されます。そして、お金の勉強にもなることでしょう。
ここまで堅苦しい話でしたが、息抜きにこれでもぜひみてください