投資参謀 大手川隆

世の中の不条理なことや仕組みに一石を投じる 

株と債券と新型コロナウィルス

久々の更新となりました。

最近は日々相場を見ていると、疲れが増しています。。理由は言うまでもないのですが・・・・

3週間前から蕁麻疹で出ており、変なもんを食べた記憶もなく、お世話になっている薬剤師をされているお客さんに相談したら、ストレスだねと言われる始末です。

 

さて、アメリカをはじめ、世界全体株安に陥りました。

理由はいろいろありますが、しかし最大の理由はやはりコロナウィルスによる世界経済への大打撃が予想されています。

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写真はアメリカのS&P500という指数ですが、見ての通り10%位下がっています。

さて、これをみて、大変だ!どうしようと思う方も多いかもしれない。しかし、「1000ドル下がりました!過去最大の下げ幅です」とメディアは放映しますが、これに惑わされてはいけません。 なぜなら、ダウ1万ドルの時の1000ドルは10%ですが、今は3万近い状態での1000ドルは3%くらいです。分母が違うんだから、規模感が違います。

このパーセントの感覚がとても大切です。

 

 

また、一昨年の10月頃に書いたブログ

 

isstar0831.hatenablog.com

 私はこのブログを書いた2日後にアメリカ株は急落しました。たまたまですが・・・・

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このような事態が起こると、債券の大切さがわかります。リート、株はリスク(振れ幅)大きいですが、債券はその分少ないです。上記ブログに書いた当時、インドネシア債券がほぼ底値であった、その後見事に反転したことは昨日の出来事かのように覚えています。

 

さて、普段私は皆さんに積立投資をぜひ同時にやってくださいと強く推薦し、皆様もその良さを実感できているはずです。今回この下げは願ってもない下げではないでしょうか? 

理想は下がる前に売ることですが、簡単にそれができたら苦労はしないというのが本音です。このような時に、やはり株のみならず、債券も含めて、資産の中に組み込んでいただきたいと思います。一括購入するにもやはりチャンスです。

 

このコロナ騒動、いつ収束するか、誰にもわかりませんが、世界は常に見えないなにかと戦っています。疫病、戦争、自然災害・・・ そしてアメリカの証券市場(株、債券、リート)は幾度もそれを乗り越えてきました。 基本は欧米を中心とする資産+新興国は債券というスタンスに変わりはありません。