投資参謀 ~年間どのくらい儲かったら良しとするのか~
お久しぶりです。
なかなかブログのネタを探すのも難しく、皆様からこのようなこを書いてほしいというご要望がありましたら、ぜひ教えていただけたら幸いです。
今回はあるお客さんから、「普通どのくらい儲かったらいいと思えばいいのかについて、ブログで書いてほしい」というご要望がありました。
確かに、ずっとこの世界にいると、当たり前に思っていたことでも、意外と知られていないことでもあるのかなと感じました。
学校の成績でもそうですが、自分は90点、あるいは85点とったとしても、いいのかわるいのか、判断する目安がほしいですよね。
では投資の世界について説明します。
基準は1月から12月までの暦年ベースで計算します。なので年間騰落率とか、年利〇%という表現がよく使われます。
ファンドマネージャは、ベンチマークを上回れば勝ち、下回ると負けというのが一般的評価です。
そのベンチマークいうのは一つの目標であり、株の分野で例えるならば
MSCI コクサイ
NYダウ
S&P500
などが挙げられます。
一方債券ならば
JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス
などがあります。
ですので、株と債券で比べて、株の方がいいと思うのではなく、それぞれ性質(リスクリターン)がちがいますので、同じセクターで比較しないと意味がないのです。
例えば今年S&Pが7%儲かったとすると、それを上回る成績を超えたら、腕がいいとされるのです。
しかし、あまり理解されにくいかもですが、もしS&Pがマイナス7%でしたが、こちらはマイナス5%なら、それも腕がいいとされるのです。
学校の成績で考えてみてください。平均点が80点だとして、85点取ってたら平均より上回り、本来は良いですし、逆に75点とってたら、親御さんは怒りますよね。
まあ、実際一般的に平均何点なんて気にしてない方も多いかと思いますし、100点を目指せとお尻叩かれるわけですが、、、、
難しいテストで平均点が65点だとして、それで75点とったらすごいことなんです(下手すると上位です)
子供に対して、平均点とったところで満足するな!!と言ったことありませんか?!
会社に入って、その会社、その業界の平均年収がよく見るかと思いますが、平均年収でいいやと思うのか、それを超えるように全力を尽そうと思うのかで人生は雲泥の差があります。学校では子供に上を目指せと言っていた親が、会社に入ったら、今安定してるのだから、なんで転職なんて考えるんだ!というのはちょっと違うのではないかと思うのです。(実体験も踏まえて笑)
運用の世界でもそうですが、インデックスだけで十分という考えがある一方、満足してもいけないのです。
某有名インデックス
某おすすめアクティブ 〇〇成長
常に上を目指して、走り続けたいです!!
完